お墓参りに行ってはいけない日がある?お墓参りの作法は間違ってない?

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お墓参りは、お彼岸やお盆に行くことが多いですよね。

でもお彼岸やお盆に行けないときは、都合がいい日に行くと思います。

そこで疑問が!

お墓参りは行ってはいけない日ってあるの?

それともいつでも行っていいの?

ということ。

そんなお墓参りに関する疑問や作法をまとめています。

ぜひ参考にしてくださいね^^

 

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お墓参りに行ってはいけない日がある?

卯の日にお墓参りに行ってはいけない、と聞いたことはありませんか?

「卯の日重ね(うのひがさね)」や「卯重ね(うがさね)」ということです。

不幸が続けて出ることを避ける「友引」とよく似ていますね。

仏事で何かと友引を避ける地域があるのに似ていますが、これは迷信だと言われています。

でももしかしたら、このようなことを守っている地域があるかもしれません。

地域の習俗ですが、地元のお寺さんなどにお墓参りは卯の日に行ってもいいかを聞いてみるのも良いですね。

 

お墓参りに行ってはいけない時間は?

地域や家庭によっては、お墓参りは午前中に行くところと、時間に関係なくいつでも行くというところがありますよね。

結婚後に初めてそれぞれの実家でお墓参りに行くときに、

「えっ!?お墓参りに行ってはいけない時間があるの?」

と驚くことがある人も多いとか。

 

【午前中に行く理由】

他のことよりもお墓参りが重要ですよ。それ程ご先祖様を大切にしなければいけない。

ということで午前中に行くようです。

 

【午後に行く理由】

お盆などはお墓までご先祖様をお迎えに行き、その翌日はご先祖様をお墓までお送りする

ということから、夕方近くの時間になるようです。

 

それぞれの理由や地域の風習などがありますので、どちらが正しいとは言えません。

最終的には気持ちが大切ですね^^

 

お墓に水をかける?それともかけない?

あなたはお墓参りに行ったら、墓石に水をかけますか?

こちらも、かける人とかけない人に分かれますよね。

宗派によって考え方が違いますので、一度確認をしておくといいでしょう。

 

【墓石に水をかける理由】

仏教上の考え方に基づいていて、ご先祖様はもしかしたらのどが渇いているかもしれないので、水をかけるということ。

ご先祖様のたましいを呼びだすために、水をかけるのだという説もあります。

墓石に水をかけることが合図となって、先祖のたましいが墓参りにきた人の前にあらわれるといいます。

また、このときはたっぷりと墓石全体が濡れるほどに水をかけます。

 

【墓石に水をかけない理由】

墓石に水をかけることは、ご本尊の頭から水をかけるのと同じこと。

だから水をかけずに、絞ったタオルで何度も拭くように。

とお寺の住職がおっしゃっています。

水を供えるのは水盤だから、水盤にあふれるように供えなさいとのこと。

 

お墓参りで注意すること

また、石材店の方のお話によると注意することがありました!

「故人が好きだったから」という理由で、墓石にお酒をかける方がいますよね。

お酒に含まれる糖分が酸化し、石の鉄分と反応して墓石が変色して黄ばんだりすることがあるそうです。

お酒をかけてもいいけど、あとでよく石を洗っておいたほうが良いようです。

 

お墓参りの作法あれこれ

先日、テレビ番組「この差って何ですか?」で、お墓参りの作法について放送していました!

浄土宗の住職の方の見解をお届けします^^

 

各項目がふさわしいか、ふさわしくないか、を見ていきましょう。

ふさわしいもの➔〇、ふさわしくないもの➔×、で書いています。

 

1⃣ 墓石の上から水をかける ➔× 

お墓とはご先祖様の体そのものなので、頭から水をかけるのはふさわしくない。

 

2⃣ 墓石をタワシで磨く ➔× 

お寺に置いてあるタワシは墓石の土台を洗う。

墓石はやわらかいタオルやスポンジで洗う。

 

3⃣ 菊などの仏花ではなく、チューリップをお供えする ➔〇 

故人が好きな花ならどんな花でもOK。

仏花があるのは、昔は土葬だったため遺体のニオイを消すために菊などの香りが強い花を供えるようになった。

 

4⃣ 束の線香を2つに分ける ➔〇 

線香はもともと火をつけやすいように束ねてあるから、2つに分けるのは問題ない。

最近はすいか、ミント、ワンカップ大関、ボンタンアメ、ミルキーなどの香りの線香がある。

 

5⃣ フタを閉めて食べ物をお供えする ➔× 

亡くなられた方は香りを楽しむので、フタをしていると香りが出ない。

 

6⃣ 目を閉じてお参りをする ➔× 

ご先祖様と会話をするためにお墓参りに行くので、目は開けて話す。

お願いごとより感謝をしよう。

 

お伝えしたのは浄土宗の考え方で、地域や宗派で異なるので参考までに。

 

 

 

 

 

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