トライアスロン男子/パリ五輪2024 セーヌ川の水質汚染で延期に

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7月30日に実施される予定だったトライアスロン男子の競技が、セーヌ川の水質汚染のため翌日の31日に延期になってしまいました。

競技が行われた31日にテレビの映像でセーヌ川を見ましたけど、まだ水はにごっていましたね。

そんな中で泳がなければいけない選手たちが気の毒に思いました。

カナダの選手が嘔吐を10回もしたという報道もありましたね。

この記事では、セーヌ川が汚いのはなぜなのかの理由を紹介します。

 

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セーヌ川が汚いのはなぜ?

7月26日と27日にパリで雨が降り、雨水と生活排水で下水管がいっぱいになり、その水の一部がセーヌ川に流れたのが原因のようです。

もともとセーヌ川は、1923年頃から家庭排水などで水質が悪化したため、市民の遊泳が禁止されていたんですね。

ですが、今回のオリンピックのために地下に貯水槽を作り、およそ2400億円をかけて水質をきれいにするよう努めてきたとのこと。

開幕前にはイダルゴ パリ市長がセーヌ川の安全性をアピールするために、みずから川で泳いでいました。

そのときの映像でも水はにごっていましたが、パリ市長は「サラサラしていて泥の味はまったくしません」とインタビューに答えていました。

おそらく多くの人が「ホントかな?」と思ったのではないでしょうか。

この水質汚染の影響で、28日と29日の練習は中止、30日は男子個人競技は延期となったのです。

練習があまりできなくなってしまったのは残念ですね・・・。

 

トライアスロン男子の日本代表選手は?

トライアスロン男子に出場している日本代表選手は、ニナー賢治選手と小田倉 真選手です。

ニナー 賢治(ニナー けんじ)

生年月日:1993年5月26日 
年齢:31歳(2024年7月現在)
出身地:オーストラリア・パース

 

オーストラリア人の父と日本人の母のもとに生まれました。子供の頃からサッカーやテニスなど多くのスポーツに取り組んでおり、13歳でトライアスロンに出会い、18歳からはトライアスロン一本に絞って本格的に取り組むようになりました。

2018年12月から日本トライアスロン連合に所属し、ワールドカップやワールドトライアスロンシリーズを中心にレースに参加しています。2020年の日本選手権では初出場で初優勝し、2021年の廿日市でのアジア選手権ではアジアチャンピオンのタイトルを獲得。

2021年4月1日に日本国籍を取得し、東京2020オリンピックでは日本代表として出場しました。個人競技では14位、ミックスリレーでは13位という成績を収め、初めてのオリンピックを終えました。

小田倉 真(おだくら まこと)

生年月日:1993年7月20日 
年齢:31歳(2024年7月現在)
出身地:東京都小平市
 
小学校3年生から高校3年生までの9年間、水泳を続けていました。その後、日本体育大学に進学し、トライアスロン部に入部して競技を始めました。
卒業後の2017年には三井住友海上に入社し、同社のトライアスロン部に所属。同じ年にはASTCアジアカップ大阪城大会と村上大会、アジアトライアスロン選手権パレンバン大会で2位、日本トライアスロン選手権で3位という成績を収めました。
そして、初めてオリンピックの日本代表に選ばれた東京2020オリンピック競技大会では、個人で19位、ミックスリレーで13位の結果を残しました。
2022年には日本選手権で念願の優勝を果たし、2023年のワールドトライアスロンカップ威海大会では2位となり、自身初のWC表彰台に上がることに。現在、パリ2024オリンピック競技大会での2度目のオリンピック出場を果たしています。
 

トライアスロン男子/パリ五輪2024 セーヌ川の水質汚染で延期のまとめ

セーヌ川が汚い理由を紹介しました。
パリ市民は、セーヌ川は汚いから絶対に泳がないとテレビのインタビューで答えていましたよ。
2400億円もかけて水質改善をしてきたにも関わらず、このような結果になり少し残念な気持ちもありましたが、31日には無事に競技が行われたのでホッとしました。
選手たちにはそんな中でも頑張っているので応援したいと思います。
 
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